2007年10月26日

走ったよ(第15回日本山岳耐久レース)

2007年10月20日〜21日の『第15回日本山岳耐久レース』へ参加して来ました。

日本山岳耐久レース(通称:ハセツネ)は、制限時間24時間、全長71.5q。奥多摩主要峰全山を縦走する国内最高峰のトレイルランニングレース。
今回の第15回目は、出走者数2003名、完走者数1540名、完走率約76.8%というレースでした。

今年一番のメインレースです!

13時スタートなので、当日移動でも間に合うのですが、スタート前に出来るだけ疲れたくないってのと、十分な睡眠をとりたいという事で前泊しました。

8時20分 起床
まず、気になったのは天候。
前日までは、晴れ時々雨という珍しい予報。降水確率50%でしたので、雨か・・・と意気消沈していたのですが、見事に快晴となりました。
しかし、数日前にこじらせた風邪が、良くなるどころか熱っぽく、悪くなっていました・・・_| ̄|○

8時35分 朝食
10時10分 会場近くの駐車場は一杯。ちょっと遠めの駐車場となりました。
10時30分 会場着
控え室である体育館は既に一杯。匂いが気になりましたが、トイレ前に場所を確保。
受付場所である五日市会館内には、たくさんのショップが出ていました。

五日市会館内の様子
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レース準備をします。
ゼッケンを付けたり、ハイドレーションを作ったり、携帯する食料をチェックしたり、意外と準備に時間がかかりました。
レース前最後の食事(おにぎりとパン)と水分の飲み溜めをし、スタート地点である五日市中学校グラウンドへ。

リュックを背負った変態マニア、物好なランナーがずらずらっと。
お〜同じ匂いがするランナーがこんなにも(嬉)

開会式の後、10時間台、12時間台、16時間台、20時間以降のタイムプラカードへ並ぶのですが、12時間台〜付近がもっとも多い。ホンマかいな?恐らくみんな登山道での渋滞を避ける為、先の方へ並んでいると思われます。


13時00分 スタート
約1年半前、このレースに出たくてこれまで準備を進めて来ました。これまでで一番のレース。なのにこんな体調で・・・と気分が盛り上がりません。
何とか第2関門までは行きたいなと思っているところで「ぷわぁ〜ん」とスタートのラッパ?が。

さぁ長い長い一日の始まりです。

まずは、第1関門(22.66キロ地点)を目指します。
大まかなコースは、スタートから生藤山(しょうとうさん)までの約19キロがひたすら登り調子。そこから3キロ程緩やかに下った場所が第1関門の浅間峠となります。

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予想していた通り、各登り手前では渋滞がおきます。一番渋滞の心配をしていた入山峠では、そこそこ並びましたが思っていた程ではなく、入山峠以外も思っていたよりは渋滞しませんでした。

ただ、スタート直後の平地や下りなのにも関わらず既に歩いている人達が結構いました。
歩くのは別に構わないのですが、それならもっと後ろに並んで欲しかった・・・
余計な渋滞を緩和する為に、スタートの並び順は、自己申告ではなく過去の記録や今回の予想タイム等で決めて欲しい。

天候はいいものの、気温は低く、渋滞で止まると汗が冷えてきます。
走ったり、歩いたり、止まったりを繰り返しながら、せっせと第1関門を目指しもりもりと進んで行きます。

どのポイントだったか忘れましたが、夕日色に染まった富士山を見ることが出来ました。心が和みます。

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だんだんと日が落ち、闇の世界がせまってきます。
ライトを装着し、いよいよ夜間走行、ピクニック夜の部の始まりです。

スタート地点から第1関門の浅間峠までは試走していなかったので、残りがどれ位なのかイマイチ掴めません。
黙々と列をなして進んでいきますが、進めど進めど着かない。まだ第1関門目だというのに・・・。
さらに、進んで、進んで、進んで、進んで・・・やっと

遠くの方に灯りが・・・


18時00(5時間経過)第一関門(22.66キロ地点)に着いたぁ〜
予想では5時間半はかかると思っていたので、結構いいペースで進んでいます。
暗闇の中を黙々と進んできた者にとって、あの灯りと暖かく迎えてくれるスタッフ、既に到着している選手達の光景は、ほっとします。

早速、行動食の詰め替え(サイドポケットに入れておいたゴミと行動食を入れ替えます)を行いつつ、玄米ブランを頬張ります。
寒くなってきたのでロングスリーブ&元々着ていたゼッケン付きTシャツを重ね着。

今回は、各関門での休憩はとらず、その休憩しなかった貯金は、苦手な登りをゆっくり登る時間に引き当てる作戦。
という事で、スタッフの方の声援を受けながらまた暗闇の中へ舞い戻ります。

第2関門(42.09キロ地点)までは、大まかに、土俵岳、笛吹峠(うずしきとうげ)、西原峠、槙寄山を越え、三頭山までの14キロが登り調子、三頭山からは第2関門の月夜見まで6キロの下り調子というコース。

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ここから西原峠までは試走した事がある場所。
ここからも、もりもり進みます。といっても歩きですが。
体力的にはまだまだ元気だったので、走ろう!という欲求に駆られますが、体調が万全でない為ぐっと堪え、とにかく体力温存でいく事に。

このへんでは、まだまだ団子状態で、ふと振り向くとライトの明かりがずら〜っと連なっており、妙な連帯感を感じます。

西原峠を過ぎ、ハセツネコース最高峰の三頭山を目指すのですが、登っても登っても登っても登っても登っても登っても・・・山頂に着かない。_| ̄|○
登りきってからの下りがまた長いっ!下っても下ってもまだ下る。どこまで下るんだというくらい下りが続きます。

やっとこさ、鞘口峠へ到着。
ここからは、試走したコース。たいして覚えてはいませんが、なんだか安心します。


23時20分(10時間20分経過)
目標であった第2関門(42.09キロ地点)の月夜見へ到着。
体調は、何故だか良くなっており、第3関門を目指す事にします。
ここで給水を受けます。ここまでの消費量、約2L。結構飲んでました。
ハイドレーションを作る、僅かな時間なのに、じっとしていると寒くてガクガク震えてきます。
ウィンドブレーカーを着込み、ここでも行動食の詰め替えを行いつつ玄米ブランを頬張り、秘密兵器の栄養ドリンクをゴクッと。

周りを見ると、おにぎりやらパンを食べています。
これが、めちゃくちゃ美味しそう。持ってくれば良かったと後悔。
準備に何だかんだ時間かかりましたが、ここもとっとと出発します。

ここから第3関門(58キロ地点)の御岳山までは、ここから一旦下り、御前山での登り下り、大岳山での登り下りという大きな山を2つ越えるコース。

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急な下りになりますが、冷えた体を暖める為、暫く無理して走ります。寒さを感じなくなったら、ペースを落とし完走モードへ。

これまでは、ずらっと列をなしていたのですが、月夜見を過ぎると、だんだんとまばらになり、時には前後に誰もいなく一人の時が増えて来ました。

空には満天の星空が広がり、東京でもこのあたりまで来るとこんなに綺麗な星が見れるのかと感心。
かなり冷え込んでいるのですが、登山道脇の草むらやベンチで寝ているランナーが結構いました。噂では聞いていましたが、この寒さで寝てて大丈夫なのか心配。

とりあえず、半分は過ぎたということで気持ちに余裕が出てきましたが、御前山の登りで脚が終わりました。orz あとは惰性?でいくのみ。
休憩しないという作戦でしたが、御前山を下った『大ダワ』で、ちょっとだけ休憩。
筋肉をほぐす為、ストレッチとマッサージして体が冷える前に出発。

大岳山は登りも下りも岩場だらけ。滑ったり足を踏み外さないよう慎重に進みます。

大岳神社からは試走していないコース。
道順が不安なので、前のグループに必死でついて行きます。

『綾広の滝』水場へ到着。ここは、コース沿いにある為、水場へ行く為の余計な体力を使わなくてすみます。まだそこそこ残っていたのですが念の為、補給しておきます。


4時21分(15時間21分経過)
第3関門(58キロ地点)の御岳山へ到着。
ここは、こじんまりした関門で、これまで同様、行動食の入れ替え&燃料補給を行うだけで直ぐに出発。

ここから残り13.5キロ。
日の出山への登りを除けばひたすら下り調子。ここまでくれば何とかなりそうです。ゴールが見えてきました。

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暗闇だった世界がだんだんと色づいてきました。
日の出山へ到着。
うぉ〜これは素晴らしい!

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上には満天の星空、下には煌く夜景が、そして天と地を繋ぐように綺麗な朝焼けが見れました。
まさに、日の出山!
日の出まで見てようかとも思いましたが、まだまだのようでしたので先に進みました。

日の出です。

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金毘羅尾根をひたすら下り、段々と町並みが近づいてきます。
コンクリート路の下りは脚に負担がかかり走りづらい。
プレスのベストを来た方がカメラを向けていました。おっ!写真かと思いきやビデオのようでした。DVDに載るかな(笑)。

もうここまで来ると、どうやってゴールするか考えていました。何もしないのか、万歳ポーズにするか、片手でガッツポーズするか・・・

いくつかのコーナーを曲がると遂に、ゴールの横断幕が見えました。
横断幕を潜り、五日市会館側に入り込んだところがゴール。

両手ガッツポーズで、ゴーーーール!

ゴールタイムは18時間ちょい。時刻はAM7:00過ぎでした。

ゴール直前の横断幕
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ゴール場所
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ゴール後、一晩中走った(歩いた)という実感があまりありませんでした。
大勢のランナーと、要所要所で声援を頂いたスタッフの方々のおかげで、真っ暗な山の中ででも、孤独感とか不安を感じる事がなくレースに集中出来たからなのかなと思います。
本当に有難う御座いました。

スタート時は体調が悪く、薬を5時間おきに飲みながらのレースでしたので完全燃焼出来ていません。来年は、体調管理を万全にして完全燃焼したいと思います。

1週間後の清掃登山には参加出来ませんが、レース中たくさんのゴミ(パワージェルやSOYJOY、アミノバイタルなどのカス)を拾いながら進んでいました。おかげでリュックがベトベトです^_^;
故意に捨てたとは思いたくありませんが、なかには投げ捨てたと思えるようなゴミもありました。非常に残念です。ゴミをリュックへしまう手間・時間を惜しんでまで、いいタイム、いい順位で走りたいんですかね?そんなタイム・順位に何の意味があるのか理解出来ません。

体育館で1時間程仮眠をとりスーパー銭湯へ移動して汗と泥と疲れを流しました。

そして、お疲れ〜乾〜杯♪

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車なのでジュースで我慢。


予断ですが、今回お世話になった民宿「ももんが」さんで頂いた朝食。
トマトとオリーブオイルが絶妙でまいう〜。
お世話になりました。

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【10月20日〜21日の練習】
71キロトレイルレース
10月の累計走行キロ:186キロ
posted by へなちょこ at 23:50| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | レース記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れさまで〜す♪

そして、改めまして完走おめでとうございます。

体調不良の中、大変だったと思います。

大変なコースなんだろうなぁ〜。。。

ゴミの問題は悲しいですね。

タイムを気にするあまり余裕がなくなるのか、その人の本質なのかはわかりませんが、走らせてもらっているという意識を持てていないのかもしれません。

本当にスタッフの皆さんには頭が下がりますよね。

その後体調は復活されましたか?
Posted by しまねこ at 2007年10月29日 13:21
>しまねこさま
ありがとうございます。
体調は、まだちょっと引きずっていますが、ほぼ復活しました。
せっかく運営の方が頑張っているのに、ゴミを捨てていくというのは、顔に泥を塗る行為です。
ごくごく一部のランナーなのでしょうが、意識が変わるといいなぁ〜
Posted by へなちょこ at 2007年10月30日 08:48
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